秋が深まり、箱根の山々が静かな静寂に包まれる季節。
華やかな喧騒を離れ、 ただ「美味しいもの」と「上質な空間」を求めて、 箱根宮ノ下にある伝説のホテルへ出かけてみませんか。
明治から紡がれてきた歴史の重みを感じながら、 最高峰のホスピタリティに身をゆだねる――。
一生の思い出に刻まれる、大人のための極上の美食旅へご案内いたします。
日本のリゾート文化の夜明け。140余年の歴史が息づく「宮ノ下富士屋ホテル」
1878年(明治11年)、 日本初の本格的山岳リゾートホテルとして産声を上げた富士屋ホテル。
ヘレン・ケラーやジョン・レノンといった 世界の名だたる偉人たちが愛したこの場所は、 今もなお、日本を代表するクラシックホテルの最高峰として君臨しています。
2020年には約2年に及ぶ大規模改修を終え、 登録有形文化財としての建築美はそのままに、 現代にふさわしい洗練された空間へと進化を遂げました。
一歩館内へ入れば、 重厚な木造建築が醸し出す気品と、 熟練のスタッフが紡ぎ出す温かなおもてなしがお出迎え。
時が止まったかのような静謐な空間を歩けば、 かつての華やかな外交の舞台に思いを馳せる、 贅沢なひとときを過ごしていただけます。
636枚の芸術に包まれて。メインダイニング「ザ・フジヤ」の圧倒的な美食体験
この旅の主役は、 富士屋ホテルの象徴とも称されるメインダイニング「ザ・フジヤ」での、 優雅なフランス料理のランチタイムです。
1930年(昭和5年)に建てられたこの空間に足を踏み入れると、 まず圧倒されるのが、高さ6メートルを誇る壮麗な格天井。
そこには、636枚もの色彩豊かな野鳥や高山植物、 そして驚くべきことに、 当時のシェフや支配人の顔を模したユニークな木彫までが施されています。
そんな美術館のような圧倒的な美空間でいただくのは、 歴代のシェフたちが守り、磨き続けてきた正統派のフレンチ。
素材の旨みを引き出した繊細なソース、 五感で愉しめる華やかな盛り付け、 そして心地よいカトラリーの音。
晩秋の柔らかな光が差し込む中で味わう一皿一皿が、 日常の忙しさを忘れさせ、 心まで満たしてくれることでしょう。
華やかな紅葉の季節を越え、 しっとりと落ち着いた趣を増す晩秋の箱根。
名門ホテルの歴史に包まれながら、 本物の美味しさに出会う特別なひとときを。
自分への最高のご褒美として、 優雅な大人の休日をゆったりとお過ごしください。